日本でも少しずつ広まってきた「置き配」ですが、皆さんはもう利用していますか?

不在時でも気にせず、再配達の心配もなく簡単に荷物が受け取れる、といったメリットを感じておられる方も多い中で、
「玄関先に荷物を配達されたら、盗まれてしまうのでは?」
「個人情報は大丈夫?」
「荷物があると不在だとバレるのでは?」
という心配の声も聞こえてきます。

置き配の安全性は実際のところどうなのか?すでに利用されている方々も気になっておられるかもしれませんよね。

海外では基本の配送方法のひとつともされている「置き配」ですが、今回は置き配本場である米国で行われている盗難対策について、幾つかの事例を交えながらご紹介していきたいと思います。

米国における置き配盗難の現状とは


日本ではまだ盗難被害などの大きな問題は報告されていないのですが、米国では置き配された荷物を狙った“ポーチ・パイレーツ(Porch Pirates)”と呼ばれる玄関先の盗難事件が多発しています。

Amazon配達員の車を尾行し、品物を狙っていることもあるそう。

多くの人が買い物をする繁忙期は特に、玄関先の荷物を狙うポーチ・パイレーツに警戒するよう呼びかけられています。

オンラインショッピングの急増に伴い、このような種類の盗難事件は増えており、今後もさらに増えていくことが予想されています。
2017年に実施された調査(2017 Sorr Pachkage Theft Survey, N = 1000)では、Amazonで注文された商品のうち、約31%が過去に置き配盗難の被害に遭っていたことが明らかとなりました。

最近では日本のニュースでも米国における置き配盗難の映像が取り上げられており、そこでは配送員を装いながら大きな箱を抱えた人物が、玄関先の荷物を当たり前のように静かに持ち去っていく様子が紹介されています。

CNNのブログ(2019年12月15日更新)でも、わざわざ一筆御礼のメモを残して品物を盗んでいった、という悪質な盗難事件が報告されていました。
そのメモには「あなたの荷物を盗む機会を与えてくれて本当にありがとう。あなたの荷物の新しい所有者より」と記載されていたとのこと。

何とも許しがたい行為に、被害に遭った方も相当立腹している様子が綴られています。上司に贈ろうと思っていたクリスマスプレゼントがこのようなかたちで盗難被害に遭ってしまったそうです。

同ブログ記事のなかでは、被害に遭った場合は必ず警察に報告をするようにと勧められていました。
そして、ポーチ・パイレーツから荷物を守るために自分でできる対策として、

point

〇荷物の届け先を職場の住所にするか、在宅していることが分かる信頼できる隣人の住所に設定する
〇Amazonでの購入品に関しては、Amazon Hub Lockerを利用する
〇FedEX(フェデックス)やUPSなどの配送業者に、自分が荷物を受け取りに行くまで保管してくれるように依頼する

といった対策が、専門家からのアドバイスとして推奨されています。

ここで簡単にご紹介した方法以外にも、様々な対策が推奨されていますので、本場米国で取り入れられている盗難対策を、次のセクションからまとめてご紹介していきたいと思います。

盗られない対策をすれば「置き配」はもっと安心にー置き配本場の実践例をもとに―

街中の宅配ロッカーを活用

〇Amazon Hub Locker

Amazon HubはAmazonで注文した商品を指定場所で受け取れるサービスです。ロッカーもしくはカウンターから選ぶことができます。

2019年からは日本でも導入されており、東京・神奈川の一部地域で設置されています。

2020年以降は順次全国に展開されていく予定とされています。

それぞれのHubロッカーには愛称がついており、コウノトリ、ハヤブサ、フクロウ、スズメ、キンモクセイなどの名前が充てられています。
コロッケやどらやき、おでん、など食べ物の名前もあるようです。楽しく荷物が受け取れそうですね。

〇GOLocker

「あなたの大好きな隣人のように(Like your favorite neibor)」が合言葉のこのサービスは利用者の多い都会で導入されています。
GOLockerは配送業者ではなく、配達物預かりロッカーの事業を専門としています。今後はこのようなサービスも日本で登場するかもしれませんね。

〇UPSのアクセスポイントロッカープログラム

玄関ではなく、ユーザーにとって好ましい近くの場所で商品の引き取りができるロッカーサービス。全世界では24,000以上のアクセスポイントがあり、今後も全世界で拡大していく予定です。

〇宅配便ロッカー PUDOステーション

日本には、Packcity Japan(パックシティジャパン)が運営するPUDOという宅配ロッカーサービスがあります。
駅、スーパー、コンビニ、ドラッグストア、駐車場、公共施設などで見かけたことがあるのではないでしょうか。
このサービスは受け取りだけでなく、ロッカーから「送る」こともできるという点がユニークなサービスとなっています。

家以外の場所(各種店舗や指定場所)で受け取る

勤務先や提携している店舗などで荷物を受け取る方法です。

盗難対策として、約71%が家ではない場所で受け取っていることがある調査結果から明らかになっています。
FedEXなどの大手配送会社はドラッグストア(Walgreens)と提携しており、荷物のピックアップが店内で可能です。

米国では、New York, San Francisco, Chicago, Boston, LA等の大都市を中心に、店舗で商品を受け取ることのできるサービスを、Bounceという会社が取りまとめているようです。
日本にはまだ、宅配便を取りまとめるサービスは見当たりませんが、今後は登場することも予想されます。

受け取り代行サービスを利用する

ご近所の隣人やお店に宅配便の受け取り代行をお願いする”eNeighbor”というサービスがあります。
高齢者や在宅ワーカー、個人商店など、平日の昼間に確実に在宅している個人や企業に受け取り代行をお願いできるサービスです。
1件あたりの利用料は約440円。

受け取り代行をしてくれた個人や企業にも手数料が支払われる仕組み(約385円)になっています。
荷物の補償は300ドル分ついています。
eNeighborでは近隣で登録している人を選んで予約(Book)して、荷物の受け取りを依頼します。

ボランティアで受け取りをお願いするのは申し訳なく思ってしまいますが、手間賃を支払うことで気軽に利用できるという面がありそうです。
宅配便受け取り専門のマッチングアプリという感じですね。日本ではまだ見当たりませんが、こちらも今後新たなサービスとして登場するかもしれません。

レンタルボックスを活用する

日本での日本郵便に当たるUSPSでは、PO Boxというロッカーを荷物受け取りのために有料でレンタルできます。
ロッカーのサイズは5段階用意されており、自分の用途に合わせて選べます。郵便局に自分専用の受け取りロッカーがある、というイメージが近いかもしれませんね。

ご自宅の近くや職場の近くに借りている方も多いのかもしれません。セキュリティ、プライバシー、アクセシビリティ、の3つがサービスのポイントとなっていました。

置き配バッグを活用する

米国では“Porch Pirate Bag”という簡易宅配ボックスが販売されています。価格は35ドル。まさに米国版OKIPPAのようなイメージです。

自宅の玄関ドアにくくりつけたり、ポストにくくりつけたりして利用します。ダイヤル式南京錠やワイヤーで固定する点も設置しやすく便利です。

受け取りサインを必須にする

受け取り時にサインを必須とすることで、置き配を防ぎます。これにより、確実に手渡しで荷物を受け取ることが可能になります。

UPS, FedEx, DHL, およびUSPSなどで導入されているようです。

自分でサインができない場合は、信頼できる隣人に転送してもらえるかを確認することもできます。

UPS MyChoice というサービスでは自分が指定した人に代わりにサインをして受け取ってもらうことができます。受け取り確認の連絡も求めることができます。

受け取りへの安心が得られる置き配バッグOKIPPAのすすめ


日本では様々な形態の宅配ボックス(簡易宅配ボックス)が販売されています。

コンクリートの地面に打ち付けるタイプから金属製の重いロッカーまで。様々なタイプの宅配ボックスから、ご自宅の状況に合わせて選ぶことができるようになっています。

そのなかでも様々な実証実験を重ねてきた安心できる製品が、置き配バッグOKIPPAです。
Yper株式会社が開発したOKIPPAバッグは、これまでにない宅配バッグとして好評いただいております。

実証実験では、約6割の荷物の再配達を削減することに成功しました。盗難保険もアプリのオプションでつけることができるの初の簡易宅配バッグです。
盗難の心配をせずに安心して置き配を利用するためにも、対策はしておきたいですよね。
OKIPPAの活用方法などもブログ過去記事でご紹介していますので、ぜひご覧ください!

OKIPPAバッグは以下のサイトで好評発売中!!
OKIPPA公式サイト

また、再配達依頼をアプリ一つで簡単に行いたい方は以下のOKIPPAアプリもお試しください。配送会社8社(ヤマト運輸、日本郵便、佐川急便、西濃運輸、福山通運、Amazonデリバリープロバイダー各社、Rakuten EXPRESS、カトーレック)の再配達依頼が簡単に一つのアプリで完了します。