「再配達」がニュースに取り上げられるようになった今、アパートや小規模マンションのオーナーをされている方の中には、「宅配ボックス」を予め設備として用意しておくことを検討中の方も多いことでしょう。今回は、不在時でも簡単に荷物が受け取れるサービスとして需要が高まりつつある「宅配ボックス」について、製品比較をしてみたいと思います。


マンション・アパート向けの宅配ボックス

宅配ボックスは大きく分けて、個人用と業務用の2種類があります。

最近では、個人でも自宅の玄関に宅配用のロッカーやボックスを設置したい、という希望が高まっており、様々なタイプの製品が販売されています。個人向けとしては以下のような形式が一般的です。

  • ○小型~大型ボックス型(ポストや金庫のような丈夫なタイプ)
  • ○ビニールボックス型(ビニール素材のやわらかめのボックス型ケース)
  • ○見た目にこだわったお洒落ボックス型(デザインへのこだわり)
  • ○クーラーボックス型(生鮮食品向けのタイプ)

利用される方の好みに応じて選べるように、様々な形式が販売されています。

しかし、どのタイプも「ボックス型」が基本ですので、玄関先に広めのスペースを確保しておくことが前提となります。しかし、アパートやマンションのオーナー様にとっては、入居者個人で自由に宅配ボックスを利用してもらうよりも、物件に付属するサービスとして、統一感もあり安心感が得られる宅配ボックスを設置したい、とお考えになるかもしれません。

  • 宅配ボックス導入のための費用はどのくらいかかる?
  • 取り付けの手間や使い勝手は?
  • セキュリティ面の問題は大丈夫?

このような疑問に答えつつ、人気の製品を比較していきたいと思います。

集合住宅の場合は、玄関やエントランスの部分に、駅で見かけるような大きなロッカーを設置する場合が一般的です。物件情報などにも「宅配ボックスあり」と記載するものが増えて来ており,需要の高まりが感じられます。しかし一方で、費用の問題もつきまといます。

宅配ロッカーの設置個数の目安は、入居者全体のおよそ20~30%と言われていますので、10世帯が住む物件であれば、必要個数は2~3個という計算です。しかし、実際に入居者からの要望が多ければ、個数を増やす必要も生じるかもしれません。

どんな宅配ボックスを選ぶのが正解?

幾つかの売れ筋商品の特徴を「価格」「設置方法」「セキュリティ」の観点から簡単にまとめてみます。

製品例 価格 設置方法 セキュリティ
A 約2万5千円

(1段)

・電気工事不要、積み重ね

・電源不使用

4桁暗証番号ダイヤル錠

※捺印なし

B 約2万7千円

(1個)

・電気工事不要、壁に取りつけ

・電源不使用

プッシュボタン錠

※別途捺印ボックスを組み合わせて使用

約10万円

(2段 [小×2])

・電気工事不要、ボルトで固定

・電源不使用

4桁暗証番号ダイヤル錠

※捺印タイプもあり

約13万円

(1段)

・設置時に簡単な工事

・電池使用

・電源不使用

テンキ―ロック式(4~8桁)

※捺印ボックスなし

約15万円

(2段 [大・小])

・電源不使用

・コンクリートアンカーで固定

ダイヤル錠(可変式)

※別途、捺印ボックスを組み合わせて使用

約24万円

(2段 [大・小])

・設置時に簡単な工事

・電源不使用

ダイヤル錠

※捺印ボックスなし

価格参照製品情報URL(購入ページのリンク)

  • 製品A:【マルタス】https://www.ec-life.co.jp/fs/eclife/SMR5S0S040
  • 製品B:【プチ宅】https://www.ec-life.co.jp/fs/eclife/KS-TLP360B-S200
  • 製品C:【mini】https://www.ec-life.co.jp/fs/eclife/SLN0100040
  • 製品D:【カーゴボックス(テンキー式)】https://www.ec-life.co.jp/fs/eclife/SK-CBX-X
  • 製品E:【ダイケン宅配ボックス】https://www.ec-life.co.jp/fs/eclife/tbx-d4l
  • 製品F:【カーゴボックス(ステンレス式)】https://www.ec-life.co.jp/fs/eclife/SK-CBX-203

一番安価なものでも、およそ2万円以上からとなります。表内の参考価格は1ユニットで表記していますので、実際には設置予定の個数によって金額が大幅に変わっていくことになります。価格の高い製品になると「捺印システム」が導入されていたり頑丈な素材でできていたり、とそれなりのメリットはあるようですが、初期費用も高額になります。

アパートや小規模マンションの場合は、大がかりな宅配ボックスを設置できるほどエントランスのスペースに余裕はない場合も多いことでしょう。何よりも、初期費用が高くなりすぎるのはオーナー様にとっても大きなデメリットとなります!

 

何かもっと安価で信頼できるサービスはないのだろうか?

こう思われたのではないでしょうか。そんな皆さまにご紹介したいのが、弊社で開発中の置き配バッグOKIPPA(オキッパ)です!

【小スペース】×【低コスト】×【安心安全の設置方法】

この3つを可能にした画期的な新サービスとなっています。

OKIPPAの3つの特徴

1.機能的でお洒落なバッグ型を導入

OKIPPAではボックスタイプやロッカー型ではなく、丈夫な素材でできたバッグ型を導入しており、各お部屋に簡単に設置できます。お荷物が濡れる心配もなく、安心してご利用いただけます。宅配ロッカーには無かったバッグ型を採用したことで、アパートや小規模マンションにおけるスペース確保の問題を解消しました。

2.簡単で安全な設置方法

専用ワイヤーロックを使い、玄関扉にしっかりと固定します。設置後はOKIPPAバッグが折りたたまれた形状で収納されますので、宅配業者様はそのバッグをワイヤーから引き下げ、荷物を収納し、最後に鍵をかけます。お荷物の受け取りもワイヤーのロックをはずすだけで、バッグのままお部屋に持ち込めます。

3.専用スマホアプリで配送完了を通知

通販サイトアカウントをアプリに登録するだけで、アプリ起動時に自動で情報が更新されます。配送業者4社(ヤマト運輸、日本郵便、佐川急便、西濃運輸、Amazonデリバリープロバイダー各社*)に対応しており、お荷物の状況を一目で確認できるようになっています。現在、利用試験中で主に単身、共働きの若い世帯に人気のサービスです。
※荷物追跡サービスを含むOKIPPA公式アプリは2022年1月31日にサービス終了いたしました。(2022/3)

宅配ロッカーの設置を検討されている方はぜひ一度OKIPPAをご検討ください!

OKIPPAについて詳しく知りたい方へ

非対面での宅配物の受け取り、もう荷物を待つ必要はありません。


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