最近になってようやく「宅配ボックス」という言葉がニュースにも頻繁に登場するようになりました。

宅配ボックスには様々な種類があり、賃貸物件によっては玄関のエントランス部分に大型のロッカーのような形状の宅配ボックスが設置されている場合もあります。

東京都23区内の賃貸マンション・アパート物件における宅配ボックスを築年数ごとに比較した結果は以前の記事でも取り上げましたが、やはり、比較的新しい物件では宅配ボックスの導入が盛んな印象を受けました。

しかし、そのような設備がある物件はややお値段が高めなこともあるかもしれませんよね。。。

そこで、今回は、新たに「家賃」という観点から宅配ボックスの設置率を調べていきたいと思います。

東京23区内の賃貸マンション・アパート物件における宅配ボックス設置率:家賃別

今回も賃貸物件に限定しますので、前回と同様に、CHINTAIのサイトから見ていきます。東京23区は、下記の地域を指しますので念のため記載しておきます。

【東京23区】
千代田区 / 中央区 / 港区 / 新宿区 / 文京区 / 台東区 / 墨田区 / 江東区 / 品川区 / 目黒区 / 大田区 / 世田谷区 / 渋谷区 / 中野区 / 杉並区 / 豊島区 / 北区 / 荒川区 / 板橋区 / 練馬区 / 足立区 / 葛飾区 / 江戸川区

今回の検索(2018年10月4日時点)では、「東京23区内」の「賃貸マンション・アパート」に限定し、家賃別に比較をしました。

表1では、家賃別の物件数を「宅配ボックス」の指定ありと指定なしでまとめて設置率を算出しています。

表1.東京23区内の賃貸マンション・アパートにおける宅配ボックス設置率:家賃別

賃貸マンション・
アパート
全体 宅配ボックスあり 設置率
30万円以内 52,976 20,664 39.01%
25万円以内 52,053 19,873 38.18%
20万円以内 50,221 18,394 36.63%
15万円以内 45,958 15,269 33.22%
10万円以内 32,465 8,008 24.67%
5万円以内 1,961 21 1.07%
3万円以内 66 0 0.00%

※検索条件では、共益費・管理費を含む家賃、建物種別をアパート・マンションと指定し検索を行った。

まず、23区内では5万円以内の物件は宅配ボックス設置が非常に少ないことが分かりました。

23区内の家賃相場についても調べてみたところ、一人暮らし向け(単身向け)の場合は6万円前後、ファミリー向けになると11万円前後という結果になりました。

立地などの環境が整っているところを選ぼうとすると、20万円台のマンションも多いようです。

このままでは、「一体何万円以上の物件なら宅配ボックスがあるのか?」という疑問が解決されませんので、もう少し細かく層に分けてみることにしましょう。

表2では、20万円以内の物件を2万円ごとの範囲で区切って、再度集計をしてみました。
6万円~20万円の価格帯で設定し、参考までに20万円以上の物件も含めて、それぞれの設置率を算出してみます。

表2.東京23区内の6万円以上の賃貸マンション・アパートにおける宅配ボックス設置率

賃貸マンション・
アパート家賃別
全体 宅配ボックスあり 設置率
20万以上 3,844 3,168 82.41%
18万円以上20万円未満 1,491 1,158 77.67%
16万円以上18万円未満 2,036 1,471 72.25%
14万円以上16万円未満 3,008 1,844 61.30%
12万円以上14万円未満 5,367 2,799 52.15%
10万円以上12万円未満 7,904 4,016 50.81%
8万円以上10万円未満 13,669 6,205 45.39%
6万円以上8万円未満 14,909 2,025 13.58%

※検索条件では、共益費・管理費を含む家賃、建物種別をアパート・マンションと指定し検索を行った。

一目瞭然ですね!

やはり、家賃が高ければ高いほど、宅配ボックスの設置率も高いことが分かりました。

20万円以上の物件に至っては8割超えになっています。

表全体を見ていくと、10万円以上出せば2軒に1軒は宅配ボックスありを見つけることが可能で、8万円未満では宅配ボックスの設置率は13.58%と大幅に下がります

確実なところを狙うなら16万円以上、設置確率で言えば8万円以上が予算の目安となるでしょうか。。。

しかし、少々お高い印象ですよね。。。

予算の都合上、なんとか10万円前後の物件を選びたいと思われる方も多いかもしれません。

簡易宅配ボックスなら後付けもラクラク快適!

宅配ボックスが設置されていない物件でも諦める必要はありません。

条件さえ整えば、「簡易宅配ボックス」を導入するという選択肢があります!

オートロック型のマンションや、物件の管理規約上通路に物を置けない、などの場合を除けば、簡易宅配ボックスの利用が可能です。(但し、簡易宅配ボックスの利用にあたっては、ご購入前に必ず、賃貸物件の規則をご確認ください。)

後付けの簡易宅配ボックスといっても、値段や大きさ、手軽さには様々な違いがあります。

一般的には箱型のボックスを玄関前に置くことになりますが、使わないときも目立ってしまうのが難点です。

玄関前ということもあり、なるべく目立たないようにスッキリと設置したいと思われる方も多いかもしれませんよね。

そんな皆さまにぜひオススメしたいのが、置き配バッグOKIPPAです!

OKIPPA利用イメージ

圧倒的なコンパクトさと盗難時の補償までついた簡易宅配ボックスならOKIPPAがオススメ。

折り畳めるトートバッグのような形状になっていますが、収納力は抜群。120サイズのダンボールをすっぽり入れることができます。

また、OKIPPAは専用のアプリとも連動しているため、配達中の荷物の状況をスマホから簡単に確認できます。

宅配ボックスのない物件にお住まいの皆さまでも、快適な置き配ライフを体験することができます。

ぜひ一度、OKIPPAの詳細をご覧ください!

※ 荷物追跡サービスを含むOKIPPA公式アプリは2022年1月31日にサービス終了いたしました。(2022/3)
 

OKIPPAについて詳しく知りたい方へ

非対面での宅配物の受け取り、もう荷物を待つ必要はありません。


ラストマイルライフスタイルバナー
ラストマイルライフスタイルバナー