※本記事は2018年10月11日に初回公開されたものです。
最近では様々な企業で残業を減らすための取り組みが行われていますね。
しかし、それでも、急な残業が入ってしまうことは良くあります。
新たなプロジェクトに向けて取り組んでいる時期や繁忙期などは、仕事量も必然的に増えてしまい帰宅時間が遅くなりがちですし、取引先の対応に追われてしまい急な残業が必要になることもあるかもしれません。
毎日忙しく働いているため、休日は寝て終わってしまう、という話もたびたび耳にします。
そんな方々の多くは、外に買い物に出かける代わりにECサイトなどで必要なものを入手しているようです。
しかし、ここで新たな問題も生じています。それが、荷物を受け取るタイミングです。
急な残業で帰宅できない日に限って宅配便が…
急な予定が入ったり急な残業が入ったりしてしまうと、予定していた時間に帰宅できないこともありますよね。
しかし、そんな日に限って宅配便が届いてしまうと、疲れて帰宅した後に「不在連絡票」を目にすることになります。
再配達依頼をしようにも、配達可能な時間帯に在宅できない日が多い…と嘆いている方もおられます。
忙しい方の場合は、なかなか荷物を受け取れない経験をされたこともあるかもしれません。気軽に注文ができるオンラインショッピングですが、唯一の問題点は「荷物受け取り」のタイミングと言えます。
配達予定日がはっきりしない荷物や、配達予定日が分かっていても在宅できない場合、皆さんはどのような対策をされているでしょうか?
受取希望日時の変更ができるサービス
配達前の荷物や配達中の荷物の受取希望日時を変更できるサービスは、各運送会社でも用意されています。
ここでは、クロネコヤマト、佐川急便、日本郵便の3社におけるサービスを比較してみました。
運送会社3社における受取希望日時の変更サービス
+を押すと詳細が表示されます。
会社名 | サービス内容(主なもの) | 利用方法 | アプリの有無 |
---|---|---|---|
クロネコヤマト | ≪クロネコメンバーズ≫ ●Myカレンダーサービス 曜日ごとに受け取りやすい時間帯や場所の指定が可能。指定した内容に配達日時が自動で変更。 ●お届け予定eメール 荷物が届く直前にお知らせ。荷物の受取日時や場所を途中で変更できる。 (※コンビニやヤマト運輸の営業所での受け取りも可能) ●受取日時・場所変更 ●再配達依頼 ●ご不在連絡eメール 不在時にお知らせ。外出先から再配達依頼が可。 ●LINE公式アカウント「ヤマト運輸」 |
・クロネコメンバーズに登録 ・LINEアプリ上でヤマト運輸公式アカウントを友だち登録しクロネコIDと連携させると、アプリと同じように使える。 |
・アプリあり(Android/iOS向け) ・各種通知をアプリから受け取り可。 |
佐川急便 | ≪WEBトータルサポート≫ ●配達完了通知サービス 荷物の配達完了時にお知らせ ●不在通知メールサービス 不在時にお知らせ ●営業所受取到着通知メールサービス 営業所受取荷物が到着した時点でお知らせ ●Web再配達受付サービス Web上で再配達依頼が可能 ●配達予定通知メールサービス 荷物が届く前に受取日時の指定変更が可能 |
・ユーザーIDの登録 | ・アプリあり(Android/iOS向け) ※ただし、ウェブ上のサービスとほぼ同一の内容なので、ウェブサイトへのアクセスでも同じ |
日本郵便 | ●再配達のお申し込み受付 ●郵便追跡サービス ●配達のお申し込み受付 既に差し出されたゆうパックの配達希望日時の変更が可能 ●LINE公式アカウント「ぽすくま」 |
・ウェブサイトにアクセス ・「ぽすくま」の利用にあたっては、LINE公式アカウント「ぽすくま」と「ゆうびんID」を連携させることで、荷物の追跡や再配達の申込み、配達予定日などの情報を入手できる。 |
・アプリあり(Android/iOS向け) ※ただし、配達時間の変更等の機能はなし |
大手3社とも、アプリを用意しているようです。また、どの運送会社でも、配達予定日の通知を実施していることが分かりました。
クロネコヤマトや日本郵便は、自社アプリの他にもLINE公式アカウントを運営しており、再配達の申込みを簡単にできるようなサービスが用意されています。
佐川急便の場合はLINEのアカウントがありませんが、ウェブ上でのアクセスも非常にシンプルなので、公式アプリを経由せずに直接サイト上から利用している方も多いようです。
配達予定日が事前に通知されれば、確実に受け取れそうな日時に変更することも可能ですが、問題はやはり、急な残業や急な予定が入ったとき…ですよね。
突然の予定変更があっても、確実に荷物を受け取れる方法はあるのでしょうか?
「置き配」なら対面の受け渡しが不要:新たなサービスも続々登場!
在宅できない状況であっても、確実に安全に荷物を受け取る方法が、今話題の「置き配」です!
対面の受取をしなくても、事前に指定した場所に品物が届けられるシステムのことを「置き配」と言います。
もともと置き配はFANCL(ファンケル)や生協、一部のネットスーパーで実施されていた配達方法です。最近では、再配達を減らすための取り組みとして、Amazonや楽天も「置き配」が利用できる範囲を着実に広げております。
日本郵便でも来春(2019年)から置き配サービスを検討中であることが発表されたばかりです。
今後は置き配に関しても、様々なサービスが開発されていくことでしょう。
置き配の利用にあたっては、手軽な反面、盗難や個人情報の漏えいなど、鍵のかかる宅配ボックスを併用できるとなお安心です。ただ、マンションなどでは宅配ボックスが備え付けの設備として用意されているところもありますが、普及率はまだまだそれほど高くはありません。
現在宅配ボックスがないという方は、「簡易宅配ボックス」がオススメです。数千円台のものから数万円台のものまで、様々な大きさと価格帯の簡易宅配ボックスが販売されていますが、比較的安価でコンパクトなものをお探しの方にはOKIPPAバッグをご提案したいと思います。
スペースがない環境でも、玄関先に手のひらサイズのコンパクトなバッグを吊り下げるだけで荷物が受け取れます。株式会社Yperが提供しているOKIPPAバッグには、東京海上日動と共同で開発された「置き配保険」もついていますので※、万が一の盗難時にも、補償があるという安心感が得られます。
※「置き配保険」はOKIPPAのサポートサービス「OKIPPA plus」にご登録の上、100円/30日の「有料サポート」にご加入いただくことでご利用できます。(2022年2月1日追記)
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