OKIPPAをご愛用くださっている皆さま、いつもありがとうございます!



今年は、新型コロナウイルスの感染拡大防止の現実的な対応として、宅配業界でも置き配などの施策が急速に普及した一年となりました。12月19日の日中、東京で突然あられが降り、16日夜半から数日間、日本海側や太平洋側山沿いを大寒波が襲い、昨年の台風被害も踏まえ、自然環境の大きな変化も感じる年末になっています。
今年最後のニュースレターでは、年末リリースの新サービスと、OKIPPAによる環境負荷低減やエコ素材へのこだわりをお届けします。

11月のOKIPPA利用者の皆さまの再配達率と、1ヵ月間に排出削減したCO2量を算出し、お知らせいたします。

【最新】OKIPPA利用で削減したCO2排出量/再配達率は?

① OKIPPA利用者の皆さまが排出CO2を削減した量

2020年11月(2020年11月1日~11月29日)
➡ 約5トン   前月と変わらず
これは、杉の木約1,192本が1年間に吸収するCO2量に相当します。(*1)

② OKIPPAユーザーの皆さまの再配達率

▶ 9.4% [速報値]  (10月9.3% [確定値])0.1ポイントUP
12月11日に国土交通省からも再配達率の最新数値が発表されました。今年10月の再配達率は約11.4%でした。これは前年同月(約 15.0%)と比べて約 3.6%ポイント減、 4月(約 8.5%)と比べて約 2.9%ポイント増となっています。
▶(2020年12月11日) 最新数値をみる
▶(ご参考)12/27の記事「コロナ禍で宅配増、配達員への影響は…ツイッターでの「悲鳴」に反響」をみる
▶再配達率の推移を詳しくみる

使い続けやすくなった月額継続コース

12月2日に「玄関前プラットフォームOKIPPA」「月額継続コース(旧名称:「サブスクOKIPPA」)」および「OKIPPA BOX」をスタートいたしました。それぞれを簡単にまとめてみます。
※2021年3月31日をもちまして「OKIPPA BOX」(βサービス)を終了いたしました。(2021/3/31追記)
※OKIPPAのサブスクサービス「月額継続コース」はサービス終了いたしました(2021/10/31)

■玄関前プラットフォームOKIPPAとは
置き配バッグ「OKIPPA」を活用した新しいサービスで、現在はβサービス中です。
┗ 「月額継続コース」と、「OKIPPA BOX」で構成されます。

■月額継続コースとは

月額297円(税込み)で、置き配バッグ「OKIPPA」を継続利用できるサブスクリプションサービス※※
「月額継続コース」会員の皆さまはOKIPPAバッグのご利用のほか、以下のサービスが利用でき、OKIPPAを長期にわたって使いやすくなりました。

月額継続コースのメリット5つ

OKIPPAバッグを買い切りで使い捨てるのではなく、長く使い続けていただくほどお得になるサービスです。

  1. 無料で上限3万円までの盗難保障が受けられます(要申し込み)
  2. バッグ本体や付属品の故障時には、無償で交換いたします(契約期間中無制限)
  3. 「OKIPPA BOX」を「月額継続コース」会員限定価格でご利用できます
  4. 今後は新素材RENUを使用した「OKIPPA」や、キャラクター柄プランなどを順次ご提供予定です
    (現在は通常デザインの「オキッパ柄」のみ)
  5. 2年ごとに新品の「OKIPPA」バッグを使用できるサービスも今後開始予定です
    ※「月額継続コース」は2年ごとの更新となります
    ※中途解約でバッグをご返却されない場合は、中途解約手数料1,500円+違約金3,500円、合計5,000円をお支払いいただきます。

▶ 「月額継続コース」規約ページをみる
▶「玄関前プラットフォーム」「月額継続コース」「OKIPPA BOX」のプレスリリースをみる

■OKIPPA BOXとは

(ベータサービス期間中)最新の調理機器レンタル利用できるサービス。食材も同梱されるので手軽にお試し体験できます。

※※「サブスクリプションサービス」とは
継続課金とも言われ、一定期間定額の料金を支払うことで、必要に応じたサービスを受けられる仕組みです。継続的に購入する商品やサービスなどに多く見られる決済方法で、例えば、物販の定期購入やコンテンツ配信サービスの購読・視聴料などがあります。

OKIPPAを20回以上使い続けると?

皆さまがOKIPPAを利用される期間が長ければ長いほど、再配達を削減でき、また配送トラックからの排出CO2量の削減量への影響が大きくなることはご存じの通りですが、この度具体的なOKIPPAのCO2排出削減効果を算出いたしました。
この算出は「LCA(ライフサイクル・アセスメント)」(*4)と呼ばれる評価を、第三者機関の一般社団法人サステナブル経営推進機構(SuMPO)様監修にて行われました。(*5)

算出結果では、皆さまがOKIPPAを20回ご利用いただいた時点で、OKIPPAの製品ライフサイクル(OKIPPA1個分の製造や流通、廃棄の過程)でのCO2排出が相殺(オフセット)され(*2)カーボンニュートラル(*3)となることが判明しました。そして21回目のご利用以降は、荷物をOKIPPAで受けとるだけで皆さまご自身が社会のCO2排出量を削減していくことが証明されました。例えば、1週間に1度OKIPPAで荷物を受け取っていただく場合、ご利用開始5か月目以降は純粋に社会のCO2排出削減へのアクションとなります。

折しも先週12月25日に、政府から2050年の脱炭素社会実現に向けた「グリーン成長戦略」が発表されました。最近ニュースなどで「カーボン・オフセット」という言葉を耳にされる皆さまもいらっしゃるかと思います。
企業がカーボン・オフセット(CO2排出量を相殺する)に取り組む際には、まず、自社製品やサービスのライフサイクルでのCO2排出量を可能な限り抑える努力をすること、その上でCO2排出量を相殺するという考えが最も重要とされています。 当然、CO2をオフセットすることで企業自身のCO2排出が許されるわけではないですね。

OKIPPAでは、皆さまにバッグをご利用いただくことで再配達を削減し、配送時のCO2排出を削減、さらに配送効率を上げる仕組みとなっています。またバッグ自体はポリエステル製ですが、今年10月から再生ポリエステル素材「RENU」を利用したバッグの製造を開始しました。2021年1月以降は RENU 100%でのバッグ製造を予定しています。
RENUは、伊藤忠商事が展開する繊維由来の環境配慮型リサイクル素材です。再生ポリエステルは、使用済みペットボトル原料を利用して製造したものがよく知られていますが、RENUは衣料品の生産時に発生する端切れやポリエステル素材の使用済衣料品等が原料となっています。
▶RENU®についてくわしくみる

こうしてOKIPPAでは、OKIPPAのサービス普及を通じた再配達削減によって社会の環境負荷低減を実現するだけでなく、まず製品自身のCO2排出を可能な限り削減する取り組みも推進しています。
そのうえで今後は、OKIPPAバッグの破損や住環境の変化に伴ってバッグが不要になった場合にはバッグを回収し、再生ポリエステルに戻し、再生素材100% OKIPPAバッグの製造、回収、再利用を実現する予定です。
来年には、OKIPPAのバッグという特性を活かして、パートナー企業とのコラボレーションで皆さまの玄関前を飾るアパレル雑貨としての商品開発を行うなど、循環型経済(サーキュラーエコノミー)の構築を目指しています。

「CO2排出削減ありがとう」OKIPPAバッグプレゼント


11月に排出を削減したCO2量、5トン相当分の通常柄OKIPPAバッグを抽選5名様に、感謝の気持を込めてプレゼントします。

合計5名様に抽選でプレゼント
(通常柄OKIPPAバッグ 1個 付属品込み一式)
対象:全てのOKIPPAアプリユーザーの皆さま
受付:OKIPPAアプリ内のリンクより
(OKIPPAアプリは以下からダウンロード)
※ 荷物追跡サービスを含むOKIPPA公式アプリは2022年1月31日にサービス終了いたしました。(2022/3)


〆切:2021年1月15日(金)

プレゼントをお送りしました!

11月末に募集いたしました「10月の排出CO2削減ありがとうプレゼント」へのご応募、誠にありがとうございました。ご当選者5名様のお手元OKIPPAが1セットが届いている頃かと思います。2つ目のOKIPPAバッグとして使ったり、お友達にプレゼントしたりしていただくと嬉しいです。
​▶ OKIPPAバッグの「こだわり」を詳しくみる
▶ 2019年12月の仕様変更後の新OKIPPAバッグの「特徴」を詳しくみる

OOKIPPAヒント:アプリの便利な機能ご紹介

OKIPPAアプリの機能の中で、もしかしたら見逃している方がいらっしゃるかも知れない使い方をご紹介します。
複数の配送会社の荷物追跡アプリを使いこなしている方ほど、この機能の便利さが実感できる機能だと思います。

各配送会社の荷物追跡、配達前の日時指定、再配達依頼はOKIPPAアプリ一つでできます!
各種の荷物管理の入口がOKIPPAアプリ1つですむ点が便利です。
※ 荷物追跡サービスを含むOKIPPA公式アプリは2022年1月31日にサービス終了いたしました。(2022/3)

OKIPPAアプリでは、荷物の追跡情報を「配送一覧」で見ることができます。

現在配送中の荷物の追跡情報は「配送中」のタブ、すでに手元に届いた荷物の追跡情報は「配送済み」のタブを開いて確認することができます。

(1) 配送一覧画面で『配達中』を選択し、追跡したい荷物の「配送詳細」画面を開きます。
(2) 「Webで詳細を確認」をタップするだけで、その荷物を配送している配送企業の配送詳細ページが開くため、問合せ番号を入力したりする手間が省けます。(3) やむを得ず再配達になってしまい、再配達依頼をする場合もOKIPPAアプリの「配送詳細」ページに表示される「再配達依頼」をクリックすると、配送企業のページが開き、問合せ番号入力などせずに再配達依頼ができます。

「ユーザーサポート」でそのほかのOKIPPAアプリの使い方(図解あり)をみる
※ 荷物追跡サービスを含むOKIPPA公式アプリは2022年1月31日にサービス終了いたしました。(2022/3)

来年もYperは、再配達の削減を通じて「エシカル&サステナブル」な社会を皆さまと一緒に創るだけでなく、皆さまの生活がより便利により楽しくなるような、様々な取り組みにチャレンジし続けてまいります。

 

荷物の配送状況の確認はこれ一つ
OKIPPAアプリのダウンロードはこちらから


(*1)CO2排出削減量は国土交通省
「宅配の再配達の削減に向けた受取方法の多様化の促進等に関する検討会報告書」を基に算出
https://www.mlit.go.jp/common/001106397.pdf
算出方程式: X個 x 0.58km/個 x 25% x 1t x 808/1000000
杉の木が1年間に吸収するCO2量は、林野庁HPを参考に算出 https://www.rinya.maff.go.jp/j/sin_riyou/ondanka/con_5.html#q1
※前月までの杉の木本数換算では、算出された本数に50%を乗じていましたが、実際には50%を乗じることは不要だったことがわかりました。お詫びして訂正いたします。

大阪府八尾市でのOKIPPAを用いた再配達防止実証実験報告書 https://www.city.yao.osaka.jp/cmsfiles/contents/0000050/50290/houkokusyo.pdf

(*2)(CO2排出の)オフセット(カーボン・オフセット)
日常生活や経済活動において避けることができないCO2等の温室効果ガスの排出について、まずできるだけ排出量が減るよう削減努力を行い、どうしても排出される温室効果ガスについて、排出量に見合った温室効果ガスの削減活動に投資すること等により、排出される温室効果ガスを埋め合わせるという考え方。https://www.env.go.jp/earth/ondanka/mechanism/carbon_offset.html

(*3)カーボンニュートラル
ライフサイクル全体で見たときに、二酸化炭素(CO2)の排出量と吸収量とがプラスマイナスゼロの状態になることを指す。https://ideasforgood.jp/glossary/carbon-neutral/
環境省の定義(カーボン・オフセット フォーラムより)http://offset.env.go.jp/about_cof_cn.html
市民、企業、NPO/NGO、自治体、政府等の社会の構成員が、自らの責任と定めることが一般に合理的と認められる範囲の温室効果ガス排出量を認識し、主体的にこれを削減する努力を行うとともに、削減が困難な部分の排出量について、他の場所で実現した温室効果ガスの排出削減・吸収量等を購入すること又は他の場所で排出削減・吸収を実現するプロジェクトや活動を実施すること等により、その排出量の全部を埋め合わせた状態をいう。

(*4) LCA (Life Cycle Assessment)ライフサイクル・アセスメント
製品のライフサイクルにおける、投入資源、環境負荷およびそれらによる地球や生態系への環境影響を定量的に評価する方法。https://sumpo.or.jp/consulting/lca/din2eh000000018f-att/LCA_SuMPO20190930.pdf

(*5 Yper株式会社 プレスリリース
(2020年12月17日)OKIPPAのLCA実施、利用20回でカーボンニュートラル達成。再生ポリ100%で環境負荷低減をさらに加速
https://www.yper.co.jp/20201217/1699/

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■ OKIPPAについて
▶OKIPPAページ:https://www.okippa.life/
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OKIPPAについて詳しく知りたい方へ

非対面での宅配物の受け取り、もう荷物を待つ必要はありません。


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